私たちは心に響く建築写真・竣工写真を撮影します。

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スチル撮影

一般的な竣工写真はすべて「スチル写真」と呼ばれます。
スチル写真は、竣工アルバム以外にも広告、雑誌やwebなど様々な媒体で使用されます。
そのため、どの媒体でも使いやすく、訴求しやすい写真を撮影する必要があります。
私たちは、建築撮影のプロフェッショナルとして、
訴求力のある美しい写真を撮影致します。
伝えるための構図
写真の善し悪しは、構図で決まると行っても良いくらい重要な要素です。
建築写真の場合、設計者の意図や施主のこだわりをフレーム内に収めつつ、
全体の雰囲気も写し込む必要があります。
また、室内の撮影では、外の明るさと室内の明るさに極端な差があります。
そのまま撮影してしまうと、外光の影響でレンズ内で光の反射が起こり、
写真のコントラストが下がったり、逆光で黒つぶれしてしまったりします。
1センチ撮影位置を変えるだけでも、写真の印象ががらっと変わる、
ということも珍しくありません。
こうした外的要因も考慮し、説得力のある構図を探し出し撮影して行きます。
ゆがみの無い写真
建築物の撮影でもう一つ重要なのが、「ゆがみ」の有無です。
多くの建築物は、柱や壁などの主要な構造体は地面に対し垂直に作られています。
画面内に入る、これらの構造物をしっかりと垂直に撮影する必要があります。
建築写真を撮影する場合、ほとんどの場合、「広角レンズ」を使用します。
文字通り広い範囲を撮影出来るレンズなのですが、このレンズは遠近感がつきやすく、
ゆがみが出やすいというデメリットもあります。
これら「垂直」と「ゆがみ」に留意して撮影し、見た目に近く自然な写真を提供いたします。
タイミング
写真を撮るタイミングが少し違うと完成した写真の見栄えが大きく変わります。
特に外観撮影の際は、太陽の位置で建物に当たる光線の角度がが変わる為、
ちょうど良い角度になるのを待って撮影するということも多くあります。
夕景での外観撮影では、さらにシビアになります。
室内の灯りが写り、かつ外壁のディティールが見え、
背景となる空の色もきれいな状態で撮影する必要があるからです。
こうした撮影タイミングの見極めをしながらベストな状態で撮影をすることで、
素晴らしい建築写真が撮影出来るのです。
色合い
写真は光を写し取って、画像にしている訳ですが、光にはそれぞれ色が付いています。
たとえば、電球と蛍光灯と太陽光では光の色が全く違っています。
見た目では人の目が調整して視覚化するため気になりませんが、
いざ写真を撮ってみると補正がない状態になる為、
見た目の印象とだいぶかけ離れたものとなります。
これら性質の違う光を見分け、それぞれを補正し見た目に近い自然な色合いに仕上げます。
データの最適化
現在の撮影現場は、99パーセントがデジタル撮影になっています。
弊社でもデジタルカメラでの撮影を行っております。
(※4×5を用いたフィルム撮影も承ります。)
しかし、デジタル写真はフィルムとは違い、実体のない写真です。
いわば色合いや明るさをデジタル信号として記録しただけのデータなのです。
この状態では、画像を見るパソコン・ソフト・ディスプレイによって、
色合いが違って見えたりします。
これらをFIXした画像として仕上げ、プリント・印刷物・webと言った、
使用用途に最適な状態の写真データお渡ししています。